25 April

22日の夜、仕事が終わってから新幹線で三島へ。

一足先に到着している卓文さんを追いかけ、20時30分に伊豆長岡着。

つばめグリルのハンブルグステーキやきゃべつのサラダなどを並べ、定番の宴会スタート。

近くを走る有料道路の交通量も多く、マンションの駐車場にも10台以上の車が駐車している。

なんと卓文さんがお散歩したら、南山荘の前に観光バスが2台も止まっていたそうな。

八景園の『はったり電気』も、今夜は客室がこうこうと明るい。

一足早くゴールデンウィークが始まっているのかもしれないね、と、

シャッター通りの閑散とした景色に倦んでいた私たちは、ちょっと嬉しい。

 

次の朝目が覚めると、がっかり・・・しとしと雨。持ってきた食材を全部並べて昼間から宴会読書。

のんびり昼風呂を楽しみ、まぁこれも休暇の過ごし方よね、と雨に煙る新緑を楽しむ。

ホビールームが進化していて、会議室だったところが卓球室に、

卓球室だったところが、大型TV・最新式マッサージソファ・応接セット・重厚な大型書棚に本多数。

その本がまた、きっと知的で裕福な方が寄贈したと思われる、多岐に渡る一流の品揃えだった。

 

前回一羽のうぐいすが『ほーーほけきょのきょ』と鳴くのがおかしくて笑ったのだが、

2週間ぶりに来てみたら、どうやらそのうぐいすがボスに収まったらしく、

伊豆長岡のうぐいすが全員そろって、『ほーーほけきょのきょっ!』

何度聞いても可笑しくて、一日中笑っていた。

 

帰宅予定の24日、うってかわっての快晴にレンタカーを借りて西伊豆 戸田漁港をめざす。

目的は『めぎす』だったが、臨時休業でがっくり。

だがその帰りに超えた戸田峠では、一面に山桜が満開となっていて、

さながら桃源郷とはこういう風景なのだろう、と車を降りてしばしうっとり。

印象深いドライブとなった。

 

ということで、その日は帰宅せずに伊豆泊と決め、今朝のわたしは新幹線通勤で出勤。

卓文さんにお掃除を任せ、8時前に伊豆を出て、10時過ぎには新宿に到着。

これまたらくちんで(満員電車ではなく、全車両自由席のこだまは快適でした)くせになりそう。

と小さな休暇は終わった。来週は大型連休、さてどう過ごそうか。

 

20 April

1日だけの休日。

 

庭の山椒くんがずいぶん立派に育ってきたので、

本年度初の筍を購入しようと、ふたりで出かけた。

根岸線に乗り最初に目指したのは洋光台の沖縄そばの名店。

はんなりとやさしい味は、本場のごつい味とはかなりかけ離れた、店主オリジナルの味。

でもそこそこ美味しくて満足。

それから古民家のあるなんとか公園に行こうと思ったのにあいにくの雨。

あきらめてウィンドーショッピングをしながら見つけた、

静岡産の朝採り筍と、これも今年度初の新鮮なわらび、そしてセリを購入。

駅前のドトールで一服しコーヒーを飲み、ミルクレープをはんぶんこして食べて、

午後のコーヒータイムは終わった。

そこから大船へ行き卓文さんは出勤、わたしは予約した歯医者さんへ左右にお別れ。

 

綱島の駐輪場を3ヶ月更新し、自宅に戻って早速下ごしらえ。

今の都会のスーパーは至れり尽くせりだ。

筍には『ヌカ』の、わらびには『重曹』の、小さなパックが付いていて、

我が家に大切に保存しておいたヌカも重曹も出番なし。

都会の人はこういうサービスをしないと、重曹なんてどこに売っているのか知らないのかもしれない。

 

しっかり出汁を取って、定番の若竹煮かな? 土佐煮もいいな。筍ご飯も捨てがたい。

姫皮は卵とじのお吸い物にしましょう。

と、たった1本(それでも800円した)の筍に春を感ずる。

スイス勢には申し訳ないが、日本の春を満喫しましょう。

 

先日スイスママの要請に応じ、我が家の残りの『小かぶの種』を送った。

かぶのたね、と書こうとしたら卓文さんが、

『たね』はまずいよ、没収される。というので、

『かぶのもと』と書いて送った。

去年美保さんがみょうがを密輸し、かぶが行き、

スイスの生態系が乱れないように、スイス勢はせっせと食べてしまってほしいな。

 

 

13 April

今週の日月火、つまり8~10日、一ヶ月ぶりに春爛漫の伊豆へ。

修善寺でレンタカーを借り、卓文さんが以前から行きたいといっていた西伊豆の松崎町を目指す。

そこには明治13年に、

今のお金で2億円以上(それもすべて村民の寄付だというから驚いた)をかけて作ったという、

日本最古の小学校が復元されていて、当時を彷彿とさせる様々なものが展示されていた。

平成17年だか18年まで、今は隣の敷地にある幼稚園が、ここを使っていたとのことでびっくり。

新緑の山々に囲まれ、こんなレトロな木のぬくもりのある建物で幼年期を過ごす松崎町の子供たちは、

きっと大人になってもやさしく穏やかな性格になるだろう、と感じた。

 

夕陽が駿河湾に限りなく近づいた頃、卓文さんが以前登った伊豆の山々の峠を目指し出発。

静岡県の県道だという峠への道は自然がいっぱい(当然悪路だったが)。

ちょいと昔の道志道、かなり昔の笹ヶ峰牧場への道みたいな森閑とした山道では、

とうとう1台も車とすれ違わなかった。

そのかわりに出会ったのが、鹿のカップル。

昔、麗奈と彩香を車に乗せて、赤倉相模原を往復していた頃、

夜中の清里高原できつねの親子に出会ったっけ、となつかしく思い出した。

 

レンタカーがその日18時に返しても、次の日13時に返しても、

1500円しか加算にならないと知らされ、迷うことなく延長。

次の日は今が盛りの駿河湾桜えびの里、由比まで足を延ばした。

漁協の経営する食堂で由比丼(釜揚しらす丼)は絶品だったが、

桜えびのかき揚げは冷凍ものを使っていてがっかり。

まあ観光客相手に、『本日は水揚げがなかったので品切れです』と言う訳にいかないのだろう、

と事情は推察できたが、次回はちゃんと『朝捕れ桜えび』の旗のはためくお店に行こう、

と卓文さんと話し合った。

 

修善寺でレンタカーを返し、気になる肉屋があったので行ってみると大当たり。

伊豆産いのしし、鹿肉など、新鮮な本物のお肉が!

大喜びの卓文さんは、えいやっ! と大盤振る舞いをして『シシ肉ロース』を400gも購入。

大急ぎで横浜に戻り、その晩は牡丹鍋バーティとなった。

『いやぁ~子供の頃食べたのはもっと臭かった。何だか肩透かしを食らったようだ』

と卓文さんは首をかしげたが、イノブタしか食べたことのない私には、香ばしくて旨味が強くて絶品。

ふたりでペロリと400gを平らげてしまった。

こうしてデブ路線まっしぐらのバカンスは無事終了。

明日からは少々ダイエッターにならなくては。 

 

05 April

あっという間に一ヶ月が経過。

スイスの新聞にまで載ったというauブロードバンド参入騒ぎのお蔭で、

毎日早出残業が続き、卓文さんも春期講習と翻訳の二本立てで、我が家は荒れ放題の惨状。

それもピークを越え、3日にはお互いに仕事が終わったあとに伊豆を目指そう、と約束した。

が! あろうことか『爆弾低気圧』と名付けられた台風並みの大風が日本を縦断し、

私の仕事場の29階は船酔いしそうにゆらゆらと揺れ、

地下鉄を除く鉄道は運休や間引き運転など大幅に乱れ、

あろうことか、卓文さんが乗るはずの東海道線は運休となってしまった。

新幹線に乗るべく東京駅に着いた私はその報を聞き、すごすごと渋谷に後戻り、

しょんぼりと自宅に戻った。

残念、春爛漫の伊豆はきっと花盛りだろうに・・・

 

気を取り直して、春の菜園の様子でもアップしよう。

今年はゴーヤを植えるのは中止。

何しろ真夏は一日に3回も水をあげないと、すぐにしおれてしまうのだ。

そのために去年の夏は一日も家を離れることができず、

どこへも行けなかった。

今年は自動水やり機のセットくらいで間に合うものにしよう。

さて、何を植えようか。

05 March

昨日、九州のお母さまが退院なさった、との報せを受け、おめでとうの電話をして、

やれやれひとまず安堵。

 

そして今日は激しく降る雨の中を、横浜駅西口のムービルへ映画を見に。

神奈川県のランチビュッフェ グルナビ一位という横浜国際ホテルに行くと、満席でお断り。

あらら残念と、近所のナポリピザフェスタ6位のイタリア料理店でピザランチ。

パスタとランチライスプレートはいまいちだったけど、さすがにピザはもっちもちで絶品だった。

3作目の『三丁目の夕日64』(私はボロ泣き・卓文さんはシレっと)を見て、

雨の上がった横浜の街をぶらぶら散策。

それから焼鳥屋へ。そこそこ満足して帰宅。

明日は朝10時に父母会があるという卓文さんは、早々とダウン。

そのせいで伊豆には行けなかったけれど、スイスママに30kg様を送る準備ができる私は、

それなりに満足のいく休日だった。

 

02 March

2月は一回しか書かなかったから、3月も合同にしちゃおう。

 

先週末は10ヶ月ぶりに伊豆へ。

こんなに来ないのであれば、そろそろ撤退を、と考えていたのだが、

卓文さんは『あぁ~~いいなぁ~~~やっぱり伊豆は最高っ!』とのたまう。

そして来週も来ようということになった。

 

山口県のふぐ料理屋が、冷蔵便で『てっさ・てっちり・皮刺・白子』を送ってくれるというので、

伊豆到着で注文。

んまあこれが大絶品で、月曜日の昼から大宴会。

刺身を塩でいただくと旨味が口いっぱいに広がる。鍋も新鮮なフグなのでぷりっぷり。

夕食にも鍋をして最後は白子を溶かしいれた雑炊でシメ。

8年前にスイスママとウェルナーと日本全国大旅行をした時、

最後に下関の国民宿舎で、ひとり8000円の追加料金を払って、

とらふぐコースを食べた時のウェルナーの大騒ぎの話をして久しぶりによく笑った。

満腹満足の一日だった。

 

次の日は河津の寒桜を見に、修善寺からバスで1時間15分。

ところが今年は寒さが厳しくまだ三分咲きで、

例年なら3月初旬には満開になるはずなのに、満開は10日頃、

とのことで3月6日までだった桜祭りを急遽16日までに延長したとのこと。

帰路はちょっと贅沢をして『踊り子号』の指定席で横浜まで。

その夜から横浜も大雪となった今年の寒波は、いったいいつまで続くのだろう。

 

今、会社が超多忙で毎日駆けずり回っている。

この仕事を始めて10年がたったが、ふくらはぎが筋肉痛になったのは初めてだ。

毎日入社してくる『ひよこちゃん』を一人前にするための先生は、大変だけれど楽しい。

 

伊豆に届いていた年金のお知らせには、

60歳からなら年間8万円、64歳からなら年間14万円、65歳からなら年間60万円、とあった。

国民年金313ヶ月、社会年金46ヶ月の合計とのこと。

支給を67歳まで引き上げる、という話も聞く。

なるべく長い間、率のよい社会年金を払って、少しでも受け取り金額を上げておかなくちゃ、と思った。

まだまだ元気、頑張って働くぞ。

09 February

2月5~7日で、大牟田のお母さまのお見舞いに行ってきた。

腰もだいぶ良くなったようで1泊の外泊申請を病院に出し、ご自宅で待っていてくださった。

 

かおるさんのご主人の『スケさん』がシェフを務め、満漢全席のような大ご馳走。

かすみさんもご夫妻で博多から来てくださって、

『初めまして。山口眞知子でございます』で乾杯。

 

次の朝はかおるさんが6時過ぎに出勤したあと、

スケさん運転でお母様を病院に送ってから、

『いきいき市場』へ行き、お土産の南関揚げと、

見たこともないような新鮮(身が透明!)なカワハギの刺身、フグ皮ポン酢を求める。

帰宅後さっそく卓文さんは昼宴会でカワハギを賞味。

『えぇっ! こっこれ(14切れ入っていた)が、たったの480円? 

う~~む大牟田に住むのも悪くないなぁ・・・』と大絶賛。

 

夕方スケさんに大牟田駅まで送ってもらって博多に到着。

前回と同じホテルにチェックインし、

ガイドブックで見つけた『博多いちばん鶏』を提供する居酒屋へ。

なかなかに満足して街をそぞろ歩き。そしてとどめの『博多ラーメン』。

 

翌朝は早起きして有田まで足を延ばし、有田焼を堪能する。

有田町の町役場主催のイベントで、ひとり500円払うと、タクシー3時間貸切有田観光が可能、

とのタクシーの運転手さんの提案で、ふたりでたった千円で、有田を満喫。

記念に刺身醤油皿と焼酎カップを購入、

最後に駅で有田焼丼入り『九州駅弁第一位』の焼カレーを買って列車に乗り込む。

空港では黒霧島をロックでいただき、呑んだくれ九州旅行は無事終了した。

 

 

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