26日昼前に退院、夕方白楽の朝日内科クリニックへ行く。1時間待ちで診察。
世田谷記念病院の薬の配合(横浜労災病院に準ずる)は多すぎ、と1日7錠に変更。
ゼロから『お帰りなさい』の花束が届く。
27日午前、ハッスル足立さんの面談。リハプライドとリカバリータイムズ&自社在宅介護を推奨される。
28日は仕事。ひとり留守番の卓ちゃんは、雨のためひたすらマンション廊下往復の歩行訓練。
29日は休日でトレッサのちょい先のサークルKまで、1時間半、でコーヒータイム。
トレッサ100均で買い物をし、バスで綱島へ。QBハウスで散髪。
その間に私は100均で青竹踏みと筋トレ250gを購入。
30日早朝お散歩開始でデニーズに6:00到着。コーヒー235円に半トーストとゆで卵がサービスで付く。
ラッキー!とそれを注文し、その後卓文さんはぐるっと回って帰宅、私は直行帰宅で朝食準備。
このコースは定番になりそうだ。
10:30お迎え予定のリカバリータイムズの直前、うんちが出そうで出ないパニック。
で15時に変更し、ビールと野菜の昼食の後、無事にうんち。の後リカバリータイムズ体験で気に入り契約。
1・2日の私は仕事で、卓は1日あちこち自己リハ。
2日リカバリータイムズのデビューと午後かすみさんの荷物(自家製みそ・わかめ)を受け取る。
麗も6週間の旅に出発した。スイスママは初めての麗サポート無しの生活が始まる。
私もひとり暮し2ヶ月半が最終日。明日からは新たな卓文さんとの生活が始まる。
この日記更新も今後はそう頻繁にはできなくなるだろう。
ひとつの節目を迎え、でも人々は淡々と変わりないように日々を過ごしていくだけだ。
与えられた命、いつ奪われるかわからない命、ただただその日を精一杯満足の行くように生きるしかない。
『きょう』があることを感謝しよう、と深く思う。
昼過ぎに最後の差し入れ、
ウドとこんにゃくの煮物・玉ねぎサラダ・にらの卵とじ・チンゲン菜と油揚げのみそ炒め・
を持って病院へ。お気に入り理学療法士伊藤先生と器具無し杖無しでの歩行訓練中だった。
すごいすごい、まるで普通の人のような歩き方。
少し右肩が上がっているが、体重を左に全面的にかけられないのでやむを得ない、との伊藤先生の言。
外出届を出してあり、バスで二子玉川へ行き散歩。日曜日の雑踏に臆したか、フリーズ数回だがまぁ合格。
『これが最後だね』と前回お気に入りになったイタリアンカフェでコーヒー。
『タバコ吸いたい』はまたしても出なかった。
あとは、自宅に帰ってからの『タバコ吸いたい』を忘れてくれれば完璧というところか。
明日はフルタイム労働で会えないから、次は退院日のお迎えだ。
2ヶ月半の入院生活にようやく終止符を打って、明後日からはふたりの新たな生活が始まる。
20日は早起きしてネット検索、というのも、なるべく近いほうがいいだろうと思って選択した、
介護保険事業所『アテンドケアサービス』の対応がイマイチ気に入らない。
『ご本人が退院した後に、担当ケアマネが伺います』(それからの手配じゃその後の数日が無駄になる)
3回も電話してようやく得た答えがこれだ。フットワークが良くなさすぎる。
(でもケアマネ数5名はこの界隈で2番目の大手、半径2km内に、ケアマネ1名規模で30ヶ所以上もある。
いかに自立不可能な老人&身障者で、介護保険を必要としている人々が多いか、を実感)
よくよく調べたら、『アテンドケアサービス』は老人ひとり暮しをサポートする家政婦派遣が主たる業務、
(その際にケアマネがいれば介護保険対応もできるし信頼度増大、というところか)と判明した。
で、界隈最大手の『欅の大樹介護保険センター』(ケアマネ数9名)に電話。
(ここを敬遠したのは、余りにも大手で自社内介護施設が多くあり、それを強く推奨されることを危惧した)
電話受付嬢からすぐさまケアマネにバトンタッチ、担当ケアマネが決まったら折り返す、で30分後に、
『担当になったアダチです、明後日(明日私は仕事だから無理と伝達済)9時に伺います。』
こうでなくっちゃね!
すぐさま卓文さんに電話。というのも、世田谷記念病院のソーシャルワーカー仁井さんが、
アテンドケアサービスに督促の電話をすると言っていたから、それをストップさせるため。
その後昼過ぎに病院へ行ってみると、ナースステーション前で仁井さんとばったり遭遇。
驚いたことに、欅の大樹からもう仁井さんに病状確認の連絡が入っていたそうな。
何とも素早い。こうでなくっちゃね。
外出願いを出して病室で待っていた卓文さんと午後バスに乗って二子玉川まで。
本屋に行きたい、で駅前モールの地図を入手、蔦屋書店まで行くも目的の本は在庫なし。
(帰宅してネットで注文した。明後日午前中自宅に配達)
その後イタリアンカフェでコーヒータイム。『タバコ吸いたい』は出なかった。よしよし。
17時にまた路線バスに乗って帰院。病院の夕食のご飯を残し、私の野菜料理を病室で。
21日の私はフルタイム労働で電話のみ。
22日昨日の朝9時、肝っ玉母さん風ふくよかな40代のアダチさん(足立さんだった)が来訪。
要介護1で、通所リハビリに特化すれば週3回が可能、
但し希望の『くにもとクリニック』は非常に人気があり数人の空き待ち、と情報量も豊か。
それまでのつなぎとして、4ヶ所の通所リハビリ事業所のパンフレットを提示される。
糖尿・高血圧・高脂血症対策で卓文さんが受診希望の朝日内科クリニックも足立さんは面識があり、
『優しくて丁寧な良い先生ですよ、でもすごく混んでいます』との情報提供あり。
作業療法士の提案で、調理実習の卓文さん。魚の酒蒸しキノコ添え・海藻サラダの材料を持って病院へ。
午前中に届いたネット注文の『くらしのこよみ』という卓文さん希望の本と、
オクラの出汁醤油漬け・ひじきと油揚げの煮物・ゴーヤ紫蘇鰹節のサラダ・茄子の出汁煮を差し入れ。
4ヶ所のうちの1つリハプライドの見学を予約完了。27日14:30にお迎えが来ることになった。
本日は珍しいシフトで17時勤務終了。
昨日予約完了ののリハプライドは機械を使うスポーツジム風だったが、
それとは対照的な器具なし歩行訓練特化のリカバリータイムズの見学を予約完了。30日10:30お迎え。
茄子のみそ炒め・アボカドわさび醤油・こごみ・芽キャベツの塩コショウ炒めを持って18:30に病院到着。
病室で私が夕食を摂るのも今夜と明日でおしまいだね、と感慨深いものがあった。
本日から2連休の私。ネイルのためにさやか宅へ。隣地の畑で地主の『森さん』(64歳と判明)が作業中。
こごみは好きなだけ持って行け状態で、大量収穫。沖縄のれいなにも送ろう、と言う。
東治が『世界で一番好きな野菜はカッカ(さやか、の幼児語)から送られるクルンとした野菜』だからだ。
れいなもこごみ狂いだったが、季節の山菜大好き遺伝子は脈々と引き継がれている。
『実は百姓は嫌いなんだよ、税金対策で仕方なくやっている』という森さんから、
タラの芽・ウド・にらをどっさりもらう。(前回もらった紫の菜の花も卓文さん絶賛のものだった)
これらは美味しく調理して、明日卓文さんに届けよう、と生のまま持ち帰ることにし、
こごみだけはさやかがさっさと茹でてタッパーに入れ、今夜の卓文さんの野菜差し入れに。
マイムスーパーで買った『長崎産アジの刺身』とともに病院へ。
退院日は4月26日(火)11時に決定、とソーシャルワーカーの仁井さんから通達がある。
本日、足の器具屋との面談にイケメン入澤ドクターも同席し、簡便装具のちょっと上等なものもある、
それを試してみよう金曜日に持ってくる(それなら本日持ってくればよいのに)、になったらしい。
見た目ではとても3万円も5万円もするようには見えないプラスティックの道具だが、
やはり様々な計算に基づいて『歩き』を助けるような作用がなされているらしい。
いずれにせよ、保険適用になるので3割負担。1年近くは装着しての歩行になるというので、
卓文さんが納得でき満足できるものを購入したい。
お風呂タイムが変更になった、と夜19時半に入浴の卓文さんを待ち、21:03のバスで帰宅。
今夜はさっさと寝ましょう。
16日午前中、筍ご飯の炊飯器セットを12時に予約して卓文さんを迎えに行く。
帰宅は11時過ぎ、我が家のドアを開けた途端に、筍ご飯を炊いているいい匂い。
ベランダの山椒も新芽を出しているから、その初の出番という意味もあるのだ。
筍ご飯+山椒の新芽、筍の卵とじ味噌汁+山椒の新芽、と筍尽くしのランチ(その他はサラダや野菜料理)
で、満足の昼食は終了。
前回は『油圧クッション有りの12万円もする優秀器具』を着けての歩行訓練だったせいか2:30も歩けたが、
今回の『大した働きをしない、かかと90°をキープするだけの3万円の簡便器具』を着けての歩行訓練では、30分後、早々と挫折モード。ヘトヘトになってエンゼルスーパーに到着。
インスタントコーヒーとペットボトルお茶を買った私と一緒にエンゼルスーパーのベンチで休憩。
そこからまっすぐ自宅に帰って本日の訓練は終了、前途多難といったところか。
野菜中心の夕食では、オクラの出汁醤油和えが好評、その他わかめの生姜和えなどローカロもの。
17日の朝は4時半起床で早々と散歩開始。菖蒲園前の信号で右折。バスに乗ってみたいと言う。8時半。
丁度来たバスに上手に乗って鶴見駅の駅の反対側まで歩行。ヴェローチェまで行き、コーヒー。
エスカレーターもクリア。うんちしたいが、ヴェローチェのトイレは2Fにあり苦労して登ったが満員で、
駅ビルのトイレまで我慢することにし、駅ビルまで歩く。
3階のトイレでうんち。その後私と合流し、同じくバスで帰宅。
昼は板麩の親子丼。午後、こんこんと昼寝をする。
私は退院後のケアマネ(ケアマネージャーと言い、介護保険利用の橋渡し役の窓口)探しのネット探索。
徒歩1分にある種屋の3階ケアマネ5人常駐か、綱島駅前の大手福祉法人の9人常駐かを迷う。
夕方17時、もう一度発奮して再度の散歩で国産小麦粉のパン屋まで散歩。
パンは購入のみでコーヒーだけ飲み、帰宅。夕食は煮物と残り物で簡便に終わり。
本日の朝食で昨日購入の美味しいサンドイッチとフランスパン&オリーブオイル、サラダを食べた。満腹。
8;00過ぎに帰院。午後の訓練はバスと電車の社会復帰訓練の予定とか。あと1週間で退院だ。
病院ではだいぶ先輩になり、ほとんど全員の看護師や療法士から『山口さん』『山口さん』と声がかかる。
廊下での自主リハもすっかり有名になり、担当外の療法士からもアドヴァイスをもらっている、と言う。
1フロア約50名の患者の中ではかなり若い患者である卓文さんの、熱心さはつとに有名になっているらしい。
卓文さんより先輩の年配の老女は、一時歩行器になったが、また車椅子に逆戻りしたそうで、
『気の毒だよね』と卓文さんは同情しきり。卓文さんは確実に着実に毎日進化している。